ユウレイヒレアシナナフシ
幼体のメス個体
学名
Extatosoma tiaratum
原産国
オーストラリア パプアニューギニア
サイズ
成虫は約8cm程度ですが、いつも前足を伸ばしているので大きく感じます。
オスは細くて羽があり飛ぶことができそうです。メスはずんぐりむっくりしており羽もありませうん。単独生殖するのでメス単体で累代飼育可能です。しかし、メス単体からはメスしか生まれてこないみたいです。
野生ではオスの割はかなり低いようです。これは全てのナナフシに当てはまるようです。
オスの個体 成虫
メスより体が細く羽もついています。オスはメスと違い、飛行し遠くまで行くことが可能のようです。
食草
グァバ、ミニバラ、レモンリーフ等
卵から孵化まで約半年程度
卵の頃から植物になりすましており、卵の形が植物の種のようになっています。かなり硬い卵です。
個体の体色
白色、緑色、茶色の3パターンがあるみたいです。体色は主に初期の環境により変わるようです。なので、親が茶色でも子は緑色になる可能性があるみたいなので試して見たいと思います。
飼育を始めて思うのが大食なので複数匹で飼っていたらあっという間に食草がなくなってしまいます。一日中葉を食べているようでこちらが観察していても気にせず、バリバリ食べています。葉を齧る音も耳を澄ませば聞こえてきます。
食事中のユウレイヒレアシナナフシ
思っているより葉が減っていくペースが早いです。
現在は花屋で売られているレモンリーフ(一つ枝200円)を与えています。他の食草を植木で買ってもすぐに食いつかされるのレモンリーフの葉はとても助かります。
孵化から成虫までは2ヶ月ぐらいでなるみたです。
一度の脱皮でかなり大きさに変化が現れます。