水上葉の植え替え
最近、暖かくなってきましたのでほったらかしにしていた水草の水上葉を植え替えしました。
室内管理ですが無加温で冬を乗り越えることができました。0度以下にはなるとはなかったと思いますが、窓際の室内でも寒い場所においていましたがとりあえず、枯れることはなかく安心しました。
植え替え前の状態。
特に手入れなどはしてなく、水がなくなれば水を1cm程度の高さまで足していたぐらいで放置状態でした。
所々、枯れていたりカビが生えている部分がり植物伸び放題でみそぼらしい状態です。
ところで水上葉とは
水草は水中と水上の2スタイルになることができる変わった植物です。水中では薄くしなやかな水草も水上葉に変わるとまるで雑草のような硬い葉になりなり茎も太くなる傾向にあります。
海外とかは雨季と乾季があり川の水も減ったり増えたりし、水草も水がない場合と水がある場合で適応しなくてはならずこのような感じになったのでしょう。
水上葉になっても他の植物よりも湿度が高めの環境で水切れに注意しなくては簡単に枯れてしまします。
水中葉と水上葉
一応、上の写真が水中葉で下の写真が水上葉のレッドロタラになりなす。
本来なら、水上葉ももっと茎もしっかりし、葉ももう少し小さくなり厚みが増すはずなのですが、湿度が高すぎる環境だったのか水中葉と水上葉の間ぐらいの中途半端な形になっておりました。
水上葉で育てるメリット
水草を水槽で育てる場合、温度、水質、二酸化炭素、光が必要でこれが水草の好条件にもっていくのが難しくコケだらけになったり溶けてしまったりなかなか成長しなく、水槽いっぱいに鮮やかに茂らせるのはとても大変です。
水上葉は水中ではないのでコケが付くこともなく、太陽光で育てれば成長がとても早くすぐに茂っていく種類が多いです。
水上葉で量を増やし、それら水草水槽で利用するのが経済的にも理想だと思います。
特にキューバパールグラスを水中で育てる場合、強い光量と二酸化炭素をひつようとしますし成長がとても遅い水草のひとつなのでを水槽いっぱいに絨毯のようにするのには結構な量と技術が必要です。
我が家の水草の種類は下記の5種類です。
キューバパールグラス Hemianthus callitrchoides
ウォータースプライト Ceratopteris cornuta
オーストラリアンクローバー Hydrocotyle cf. tripartita
レッド ロタラ Rotala sp
グリーン ロタラ Rotala sp
植え替え
オーストラリアンクローバーが混じっていますが、鉢いっぱいにランナーを広げり葉もみずみずしく綺麗な色をしていて成長している様子が伺えます。
アップで撮ってみるとカビや枯れている部分があり汚いです。
これからトリミングと植え替えをしていきます。
手で抜いていみました。思っていたより根は浅く簡単に抜くことができました。
底石を鉢の半分程度入れその上にソイルを入れました。
今回のソイルは近場のホームセンターで売っていたKOTOBUKIのROKA SOIL 2.5Lを使用しました。水草水槽で使用するわけではないので特にこだわりはなかったです。
ただ結構量が余ったので小さいサイズを買えばよかったです。単価あたりが2.5Lサイズのほうが安かったで買ったのですが後悔しています。
次回利用するしかないです
ハサミで枯れているところや根が絡まってる部分を切りすっきりさせ、ソイルの上に置き完了です。
5種類が混ぜっている鉢植えです。
有茎草の植え替え
レッドロタラ等の有茎草は茎を下記のように切っていきます
有茎草は葉が付いている部分から根が出ますので下の方の葉を3,4枚切りソイルに差し込めば植え替え完了です。
植え替え完了後の写真です。かなりスッキリしました。春なのでちょうど気温も適温になり水草達もスグに茂ってくるでしょう。
もったいない病の私はトリミング後余った水草をさらにもうひとつ新しく虫カゴで鉢を作り、育てることになりました。
こいつらが成長したら、水槽を1本立ち上げたいです。