PAPUAの世界!!

標本や採集記、生き物の飼育について書いていきたいと思います。

カタゾウムシ達 Pachyrhynchini

カタゾウムシは東南アジアを中心に15属400種以上いると言われています。

似たような模様でも種が違うものもいて同定するのが難しい種でもあります。

私も好きな昆虫の一つなのでカタゾウムシ図鑑があればすぐにでも購入したいです。

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Pachyrrhynchus

2019年フィリピン ルソン島 北部

黒地に大きめの青い模様がる個体。カタゾウムシは青い模様のモノが一番多いような気がします。

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Pachyrrhynchus

2019年フィリピン ルソン島 北部

こちらは黒地に紋のような模様の個体。よく見ると宝石のような光沢を持ったウロコのように小さな点が集結し模様となっています。

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こちらはカタゾウムシに擬態したゾウムシになります。鼻がが長いのですぐ判別できますが、遠くからみたら模様といいカタゾウムシそっくりです。

カタゾウムシは文字どおり体が硬く鳥等の天敵が食べようとしても硬すぎて捕食されないと言われています。それに擬態しているのが上記のゾウムシになります。私だったら同じゾウムシなのですからカタゾウに模様を寄せるのではなく自ら硬い体になるように進化したいですが。。。

 

ゾウムシ以外にもカミキリムシやカメムシ等さまざまな昆虫がカタゾウムシに擬態しているそうです。一番変わった昆虫ではコオロギまでもが擬態しているそうです。

 

毒もなく、攻撃力もなくてただただ体が硬いというだけでここまで種を増やし、他の昆虫からも擬態せれる存在になるとは素晴らし種だと思います。

まぁ硬いだけで捕食者から捕食されないと言うのは疑わしい部分もありますが笑

 

まだまだコレクションがあので少しずつ出していきたいと思います。